ネズミ捕り(バネ式、カゴ式) ~バネ式、カゴ式などのねずみ捕りの紹介~


アメリカのアニメで、チーズをしかけてねずみを捕獲する道具が登場しますが、ここで紹介するバネ式のねずみ捕りは、まさしくそれに当たります。原理はいたってシンプルです。ねずみの好むエサを置いて、食べに来たところでわなが作動して挟まれるというものです。

これをねずみの出没する場所に設置するわけですが、ただ単に置けばいいというわけではなく、そこにはちょっとしたヒケツがあります。

ねずみは非常に警戒心の強い生き物なので、バネをセットしたねずみ捕りだけでなく、その周辺にもエサをまいておく必要があります。また、わざとバネをセットせずに、しばらくエサだけをつけておくという方法があります。これを何度か繰り返し、ねずみの警戒心を解いてから改めてわなをしかければ、捕獲率を高めることができるのです。ねずみを油断させるためにも、捕獲装置は数日間はそっとしておいてください。

バネ式ねずみ捕りのバネは、かなり強力です。しかも相手がねずみだけに、そのわなの反応も素早いので、わずかな振動でバネが作動し、バチーンと大きな音をたてて閉まります。ここに指でも挟まれようものなら大けがしかねないので、小さなお子さんがいる家庭での設置には不向きです。

また、バネ式の場合は、かかったねずみをわなからはずすという作業が残っています。わながうまく作動すると、かかったねずみは即死します。バネ式はねずみ駆除の伝統的な方法ではありますが、ねずみの処理が気持ち悪いという問題もはらんでいます。

一方、カゴ式はどうでしょうか。こちらも古くからねずみを捕獲する道具として使われてきました。カゴ式は名前の通り、見かけがカゴのようになっているのですが、カゴだけでなく箱の形をしているタイプもあり、これは箱式と呼ばれています。どちらも、ねずみがエサにつられてカゴ(もしくは箱)の中に入り、ふたが閉まって出られなくなるという仕組みになっています。

警戒心の強いクマネズミはかかりにくくいのですが、バネ式の場合と同様にわざとエサを取らせて油断させ、その後改めてわなをしかけると捕獲できる確率が高まります。エサはチーズやパン、米粒など、ねずみが好む食べ物をセットしてください。私の田舎では、よく生のカボチャが使われていました。生のカボチャは比較的に長期間置いてもくさりにくいので便利です。

また、カゴ式ではねずみが生きたままの状態で捕獲されます。処理する場合は、そのまま放置して自然死させるか、バケツに水を張ってその中で溺死させるかしなければなりません。

●業者さんに聞いてみた!

駆除業者さんに話を聞いてみると、バネ式・カゴ式の罠は、あまりメジャーではないようです。管理人が依頼した業者さんではまったく使っていないと言っていました。

考えてみるに、こうした罠は業者さんが使用するにはちょっと非効率なんだと思います。一度に一匹ずつしか対応できませんし、一度使用したことでねずみが警戒して出てこなくなると、すべてのねずみの駆除までに時間がかかるばかりです。

ねずみの活動範囲の調査のために使うにしても、業者さんでは粘着シートがメインであるようです。バネ式・カゴ式の罠は、何度でも使用できるという強みがありますが、一見、使い捨てで経済的でないように思える粘着シートのほうが、実は手軽で使いやすいと言えそうです。

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